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オフショア投資の心得?

 

【オフショア=脱税?】

「オフショアって何?」という質問、簡単そうで難しかったりします。
正確には「無税地帯への投資」を指す訳ですが、このような質問をよく受けます。

「んじゃ、脱税出来るんですか?税は払う必要ないんですか??」

この質問の答えというのは、、正直答えに困ります。
が、敢えて答えを書け、といわれるなら、こんな感じでしょうか。

「やろうと思えば出来るが、基本的には税はおさめる前提で考えるべし」

以下、代表的なケースにて書いていきます。

 

■送金

<海外もの、日本口座より送金して購入した>

まぁ、、書くまでもないかと思いますが、送金履歴は普通に残ります。
まずこの事実は把握しておくべき、でしょう。
ここからどうとでもやろうと思えば出来る、、、という答えも出せなくはないですが、最終的に税は払うもの、、と思っていた方が気がラクでしょう。

ただ、「利益確定するまでは税を払う必要は一切ナシ」という点は覚えておいて下さいませ。
(配当型ファンドを除く)

<海外口座をハブにして、海外ものを購入した>

一見有効な手段に見えるかもしれません。
確かにハブにしての海外送金の場合は「どこに実際は投資したのか?」という部分が不透明になりますね。
ただ、「どこに送金したか?」という送金履歴は残りますね。
(少なくとも国内より○×銀行(海外)の自己名義口座に送金した事は記録に残る)

仮に自分が税務での突っ込みをする仕事をする人ならば、普通に海外投資する人よりこっちゃをマークします。
税務署、そこまでヒマではないですが、「マークされる確率」という観点より、頻繁に〜というケースの場合はむしろ「直接送金」のが安心といえるでしょう。

また、正確には海外銀行で金利がつく場合は税を払う必要アリですかね。
(ま、限り無く自己申告の世界になってくるが)

 

■受け取り

<国内口座にドンと入金>

書くまでもないですが、ズドンと入金があった際、かなりの高確率で「この銭何??」と聞かれるでしょう。
これは、直接送金しようがハブを通じて送金していようが同じ事。
ま、、素直に払うもんは払って正々堂々としていたほうが精神的にもラクでしょう。

 

<海外銀行にて受け取り>

このケースでは税務署は自己申告でもしない限りは利益確定した事は把握出来ないです。
ま、、、ここらは敢えて略します(笑)
(あくまでここらは「良心」の差にて色々やっている方も既にいるでしょうし。。。)


「おいおい、たくみさんよぉ、こんな教科書的な内容は興味ないんじゃ。もっと核心ついてくれないか?」

こんな声が聞こえてきそうですが、自分自身は「税は払う前提」というスタンスのいい子ちゃんです(笑)
少なくとも「表面上」は優等生を装うのが世の中ベターです、ぜ。
以下、ちょいと突っ込んで「理由」を書いていきます。

 

【オフショア生保って違法?】

積立、IB、PPBと、オフショア生保絡みの商品って色々ありますね。
さて、これは違法か否か?という話になると、、正直「分からん」としか言えないです。
が、一つ言えるのは「保険業法と税法は違う」「双方の情報共有化は特に現段階ではされていない」という点。

さて、純粋たる海外生保の税法上の扱いはどないなるか御存じの方どれだけいるでしょう?
ま、、時効的な話になるので正解を書きますが、

「保険業法上は違法ではあるが、税務上は日本のそれと同様の税務になる」

というのがこないだまでの現状でした。
・・・というように敢えて「過去形」表現にて書いているのは、、

「生保契約、税務上一時所得になってオトクだぜ」

どこぞかのバカ業者が案外こんな話を言いふらしてダダっと契約を集めていました。
御存じの方も多いかと思いますが、SM○Pのキム*クが香港に飛んで保険契約を〜という話は案外有名ですね。
(って、全然有名じゃないか。。一応オフレコで。この情報源はうちしかないっぽいので、、、)

あぁ、この調子じゃ郵送契約はこの生保会社やらなくなるだろうな、、と思っていた矢先、、ホントに郵送契約打ち切り〜となってしまいました。

えぇ、、現在「唯一」の郵送でいける生保が、パーに。
一体、何してるねん!バカ!!と、その業者にいいたいですね。

 

<1冊の本から税務が変わった話>

海外不動産絡みで、1冊の本が原因でモロ税制が変わった、という例、普通にありますね。

 

<税務署>

分かりやすいのでとあるIFAの過去メール抜粋(少々前の)。

ええ、他のお客様からも、似たようなお問合せを頂いています。これまでは、取次ぎ業者の欄はなかったのに、新設されたようで不気味です。

あまり多数の方が、IFA名を正直に書いてしまうと、せっかく海外の金融機関は守秘義務を全うしてくれても、IFA個人がつるし上げられてしまう危険も出て来ますね。(もっとも、国内の投資顧問契約外のお客様に関しては、顧客リストを出す義務もなければ、問い合わせに答える必要もないので、私ならトボけておきますが。)

ご自身を守りたいのなら、取次ぎ業者などは書かず、問い詰められたらネットで直接、パンフを取り寄せ、送金したことにしておけば、税務署はどこへも裏を取りに行かれません。賢い人は、そうしています。海外の金融機関に対して、インターネットのホームページを作成するな、とは言えません。ましてや、英語のページなら、なおさらです。

ポイントは、税務署にとって一番の情報源は、強制されたわけでもないのに、正直に全てを書き込んでくれる投資家だと言うことです。自分で墓穴を掘らないよう、また、他の方々の足を引っ張ることのないよう、賢明な対応をお願いしたいです。

これはオフレコですが、我が家のダンナは、握りつぶしてましたよ(笑)。
皆さん、正直すぎ、怯えすぎです。

実際に、自宅まで査察が入るのは、国税レベルの脱税容疑がかけられているビッグな方々です。その他は、税務署とはいえ、家宅捜査権がありませんから、任意の協力(お伺いへの回答)に頼るしかないのです。お人よしに、全部、手の内を知らせまくっていたら、その内に、海外送金が許可制になってしまうかも知れません。もっとお利巧さんになりましょうね。

<税金の事>

ちょっと例え話を。

どこぞかで買い物しにいったとします。
そしたら、どう考えても値札(値段)のつけ間違いだよな、というもの見つけたとします。
で、そのままの値段で買えたとしましょう。

さて、皆さんならどうします?

・丁寧に店に「この値段付け、間違えてるよ。適正価格はこうじゃない?」と教える
・皆にいいふらす
・取りあえず内緒にしておいて、できる限り「オイシイ」状態を続ける

まぁ、多くの方が「内緒にしておく」「身内等親しい人程度に教える程度でコッソリオイシイ思いをする」という選択になるのではないでしょうか?
(まぁ、中には店に忠告する親切な方もいるでしょうが)

自分なら当然「コッソリとオイシイ状態を続ける」を選びます。
(えぇ、店に何の付き合いもなければ、、ささやかな利益を堪能します)
で、仮にこの話がダダっと広まって店側が対処したとしたら、、自分なら「誰だ?いいふらしたバカは!!」と腹たてる事でしょう(笑)

さて、日本の税制等は完璧に網羅されているでしょうか?
答えはNOですね。
えぇ、まだ多くのグレーゾーンは存在します。
ここでいうグレーゾーンとは「違法」とかそういう話ではなく、「今は通用するけど、いずれ見直されるかもしれない」というラインの話をいいます。

元本保証ものの中途解約の税制とか、、自分から見れば「穴」以外なにものでもありません。
生保契約における一時所得扱いも同様。
PPB税制においても、IBにおいてもetc...

えぇ、、「店が間違えた値段設定しているぜ」という状態が続いている、という感じですね。

「何故、こんな話を議論するの?」
「税務署に貢献したいの?」
「日本の税制をガチガチにしたいの?」
「海外投資自体、規制を加えたいの??」

具体例を書くならば、某A●Cで税務の議論していい事あるか?といったら、「なんで税務署にヒント与えなきゃいけないねん、バカ!」です。
少なくともこれを見ている皆さんだけは、議論の中心にならないようお願い致します。

 

<税務署調査>

昔どこかで書いたような気しますが、、念のため。
税務署が強制捜査くるかもしれない、だから慎重に、、
このように思われる方いらっしゃるかと思います。

結論から書くならば、

「そこまで税務署ヒマじゃない」

これが全て。

ここらの感覚は自営をやられている人だと「あぁ、そうだね」と即答がかえってくるでしょうが、中々それ以外の方ですとこの感覚が薄いです。

「合法という下にて、税金対策している、経費ウンヌン工面して」

こんな事書いてはいけないのかもしれませんが、自営されている人にて完全に正確な申告をしている人の割合は非常に少ない、、現実はこんなですね。
(度が過ぎるとマークされるオチが待ってますが(笑))
えぇ、、自分からみても「こりゃやり過ぎちゃうん?」という申告でも普通に通ってしまっているケース、、かなり見てきましたな。

上記に書いているように、神経質になりすぎな人が多いです、ホント。
自分のみ神経質になる、問題ありません。
が、皆の足まで引っ張る可能性だってある、掲示板でのカキコに関しては、、、という事は頭に入れておいて下さい。

掲示板にカキコしている方を見ると、ホント突っ込みたくなります。

「そんな心配なら、投資するんじゃね〜よ。国内でやってれば安心だろ??」
「というか、税おさめるという前提で投資すればいいじゃないかよ。そもそも海外投資自体は合法なんだから」

ちなみに、税務署とケンカするのはアホです。

「へへん、俺はこういう風に工夫して税逃れてるぜ。ホラ、合法だろ、ヘヘっ」

目着けられたらなんでもアリですから。
えぇ、それこそホンキで動かれてドボン!でしょう。
仮にここで「勝利」をおさめたとして、別にいいこたぁ、ありません。
下手に大々的に皆が動けば、税制変えられるだけ、、というオチですし。。。

 

<日本の立場>

もしかしたら勘違いされている方いるかもしれません。
日本は海外からみたら非常に大きなマーケット、巨額な資産が眠っているから海外は日本の資産を狙っている、と。
確かに「昔は」そうでした。

ただ、、悲しい現実ですが最近はかなり日本は軽視されがちです。

「クソ細かい事いう割に銭出す事しねぇ。効率悪いぜ。台湾のがいいよ、台湾のが!」

当然、この内容はオフレコですが、少なくともFPIなんぞ、モロこの視線になってますね。
えぇ、保険業法でコンプラに抵触するから〜と慎重になっている、とは表向き、、いつ門戸を閉ざしてもおかしくない、、見切りどうするべか、という状態になりつつあります。

最初、冗談かな〜と話半分で聞いていた話ですが、ホントに台湾の需要は凄まじいようでして、、、
今では大半の所が「対日本」ではなく「対台湾」という動きになっています。
(で、ついでに日本に来るかな、というレベル。。。)
HPの対応言語の話とか見たら、、おぼろげに分かりますよね。。。

「あ?日本??証券会社経由で購入してくれや、日本居住者は、さ。あ、高額案件なら相談乗るよ」

1年程前かいた内容ですが、恐らくこの通りになるでしょうね。

 

<こんな話を書いた訳>

「は?今さら何いってるのさ?」

と思われる方もいるかもしれません(笑)
ただ、一応念押しの為、、

自分自身、日本を変えたい、なんてこたぁ、思ってません。
自分の周りの人だけ、ニンマリできればいいじゃない、と思ってます。
オイシイ話は、広まったらオシマイです。
(広まっていい事なんぞありません)

商売でも同じだと思いますが、「必ず儲かるオイシイ話」なんぞ、ゴロゴロ転がってません。
募集とか講演なんぞ、もっての他です(笑)

「実際にオイシイ思いしている人は、影でコソコソニンマリ」

暗黙の了解ですぜ、、これ。


不安に思う、掲示板で問い合わせてみようと思う、、
気持ちは分からないでもないです。(誤解なき様いっておきますが、表の掲示板で、という意味です)

ただ、「既得権利を奪う」権利は誰にもない筈です。

せっかくある既得権、守りましょう。
国が将来、自分達の財産を守ってくれる補償はどこにもない訳ですし、ね。

  • 以下、オフショア投資における最低限の心得を。

    ・海外投資自体は違法でも何でもない
    ・海外投資は「あくまでも自身で調べ、パンフを取り寄せ自主的に投資した」事とするべし。
     (情報が漏れる可能性あるのは取次ぎ業者経由という皮肉にならないが為に)
    ・税務に関しては目立つ場所で論議しない。わざわざ税務署にネタ提供しているようなもの。
    ・他人に迷惑をかけない。いろんな意味で。

    ん〜〜〜、最初にかくべき内容かもしれなかった、、ですな。
    1人でも「おぉ、参考になったよ」と仰って頂ければ幸いです。


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