たくみです。
今日は変わった商品、というよりもこういうものもありますよ、という話。
2018/12/26現在、米中問題による先行き不安で株価がダダ下がりしていて日経平均も気が付けば2万割れ、、
このまま市場は下がっていくのかどうか?と少し世間を賑わせています。
ま、、過去のITバブル崩壊やら9.11やらリーマンショックを見てきた人にとっては「ほーん・・・」と余裕で見ている(?)でしょうが、リーマンショック以後に投資を開始した人にとっては「おぉ・・・どうなるんだよ?」と思っているのでは?
さて、本題。
AdvisorShares Active Bear ETF (HDGE)
https://www.advisorshares.com/fund/hdge
なんぞや?というと、いわゆるショート戦略ETFですね。
以下、概要をGoogle先生の翻訳で。
AdvisorShares Ranger Equity Bear ETF(ニューヨーク証券取引所:HDGE)の投資目的は、国内取引されている持分証券の空売りによる資本増価です。 HDGEは、Ranger Alternative Management、LP( “Portfolio Manager”)のサブアドバイスを受けています。 ポートフォリオマネージャは、ボトムアップ型の、基本的な、研究主導のセキュリティ選択プロセスを実装しています。 ショートポジションを選択する際に、ファンドは、経営の悪化を覆い隠し、報告された1株当たり利益を短期間で強化することを目的とした、低品質または積極的な会計処理を備えた有価証券を特定しようとします。 さらに、ポートフォリオ管理者は、下方修正された収益の修正や減少した将来のガイダンスなど、有価証券の価格下落のきっかけとなる可能性がある収益主導のイベントを特定しようとします。
エクイティヘッジをヘッジするためのツールとして – HDGEはロング/ショート戦略の一部として使用でき、投資家はHDGEとロングインデックスETF(または投資家のロングポジションポートフォリオ)を組み合わせて総合的に統合できます。国内で取引されている長期の株式エクスポージャーをヘッジするための「買い持ち」オプション。
多様化したポートフォリオ構築のために – Portfolio Managerのポートフォリオ構築プロセスは、株価収益率の低下を促進する触媒に特に重点を置いて、多数の業界および特定の会社にわたる多様化を重視しています。 ポートフォリオは通常、20〜75のエクイティショートポジションで構成され、平均ポジションサイズはポートフォリオエクスポージャーの2〜7%です。
基本的な投資プロセスのために – Portfolio Managerは、損益計算書、キャッシュフロー計算書、および貸借対照表の会計指標を使用して、収益の質が低い、または積極的な会計慣行が可能な企業を特定します。 これらの要因は、会社の事業における業務の悪化を示唆している可能性があります。 定性分析も考慮されます。 会社がHDGEポートフォリオの一部として含まれる前に、管理チーム、会計慣行、コーポレートガバナンス、および会社の競争上の優位性の評価が分析されます。
2011年からの成績を見てみると・・・
えぇ、見事な右肩下がりですね。
そりゃそうだ、リーマン以後は米国市場が好調でしたからね。
ショートものは逆比例でマイナスになるのは当然ですわな。
https://finance.yahoo.com/quote/HDGE/chart
チャートで見ると、確かにこの1カ月(2018/12/26現在)上昇していますね。
さて、Holdingはどうなっているか?をみると、、
AdvisorShares Sage Core Reserves ETF(債権系)が約40%、Fidelity Instl Govt 657 C(国債系)が16%ちょいと6割弱が保全系割合に。。あれ??
細かい部分を見てみると、Triumph Group Inc(トランプさんのヤツ)をショートしていたりと思わずクスっとなる部分もありますけどね。
「GAFAを全力ショートしておけよ!」
と、こういうショート系ものに望んでしまいますが、、2011年からこんな事やってたらマイナスがとんでもない事になってとてもじゃないけど継続出来ない訳、、か、と。
(昔から目をつけていたETFがことごとく募集停止していたりするので、あまり無茶するとダメっぽい)
何はともあれ、今の時代は普通にETFでショートものが買えるよ、という話でした。
ま、VIX指数(恐怖指数)ものとか買える時代なので知っている人にとっては「何をいまさら言っているんだ?」かもですが、知らない方も多々いらっしゃると思ったので。
何らかの参考になれば幸いです。