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Hansardを検討されている人へ ~積立編&業者の選び方?~

【Hansard、Aspireを検討されている人へ】

本来はAIIT同様、各種ファンド概要upやらコスト比較を先にupしたいのですが、恐らく某業者さんあたりがアホみたいにHansardのAspireの契約を急ぐんじゃないかと予想。
取りあえず
「これだけは絶対おさえておくべし」という点を書いていきます。

■ホントにAspireでいいですか?(月600ドル以上の方)

「●月末までに契約したら初期設定ボーナス付くよ、お得だよ」

こんなキャンペーンにて契約をせかす所も多いんじゃないかな、と。
ただ、Aspireでいいのかどうか?というと、正直自分はクビをかしげます。

別に他社(AIITとか)のがいいよ、という話をする訳ではありません。
普通にHansard内で選択肢がある、、んです。

「Capital Investment Bond」

恐らくは、、提案すら受けない人が大半でしょう。
簡単にコストを。

Capital Investment Bond Aspire
Description Amount
Additional charge (if
minimum total contribution
is not paid within three
years)
GBP 408 初期設定期間中に解約したらゼロ
Bid/Offer なし 7.5%
ボーナス なし 0.75% per year
年管理費 1% per year (reflected in
the quoted unit price)
1% per year (reflected in
the quoted unit price)
サービス費 GBP 25.75 per month GBP 11.75 per month
初期設定費 0.6% per quarter for four quarters
※要するに2.4%
年8%( 取引ユニット価格に
反映、約2年)
早期解約手数料 7%(1年で1%減、7年でゼロ) 満了まで初期ユニット分が解約コスト

ぱっと見、分かりにくいかと思います。
が、「Bid/Offer」と「初期設定費」がくせ者。
Bid/Offerに関しては、明確に7.5%の差が出ます。
分かりにくい「初期設定費」は「この手数料は延々とかかる」というのがミソ。
面倒なので初期設定期間を2年とすると、3年目はどうなるか?というと、、「3年目からの積立金は1%、2年目までのものは同様に8%かかる」のですな。

数字で表すと、、年1万ドル積立投資と仮定すると、、

1年目・・・・・825ドル(8%+1%-0.75%)※実質8.25%
2年目・・・・・1650ドル(8%+1%-0.75%)※実質8.25%
3年目・・・・・1650ドル+25ドル(8%+1%)*2年+(1%-0.75%)×1年※実質5.58%
4年目・・・・・1650ドル+50ドル(8%+1%)*2年+(1%-0.75%)×2年※実質4.25%
5年目・・・・・1650ドル+75ドル(8%+1%)*2年+(1%-0.75%)×3年※実質3.45%


こんな感じ。

Capital Investment Bondだと、、、

1年目・・・・・340ドル(2.4+1%)※実質3.4%
2年目・・・・・340ドル+100ドル (2.4+1%)+1%*1年※実質2.2%
3年目・・・・・340ドル+200ドル (2.4+1%)+1%*2年※実質1.8%
4年目・・・・・340ドル+300ドル (2.4+1%)+1%*3年※実質1.6%
5年目・・・・・340ドル+400ドル (2.4+1%)+1%*41年※実質1.48%


こんな感じ。
※実際は複利でここらかかってくるのでもうちょい複雑ですが、比較としては大きく間違っていないでしょう。

5年目までのコスト差を大ざっぱに書くと、Aspireが7575ドル。
Bid/Offfer差をそのままコストとするなら、5万ドルの7.5%で3750ドルプラスオンで合計11325ドル。
Capital Investment Bondが2700ドルと、8625ドルの差が出ます。

「いや、、サービス費の差あるじゃん」

と突っ込まれる人もいるでしょうから、こちらを計算。
差が14ポンド/月なので年間168ポンド。
1ポンド=約1.6ドルなので、ドル換算で268.8ドル。
これが5年分なら、1344ドル。

ま、、、他のコストをさっ引いても「Aspireが不利」なのは言うまでもないでしょう。

「い、いや、、、初期設定ボーナスある時あるし」

という突っ込みもあるかも、ですが、仮に積立額の500%(月額の)がプラスオンされた所で、このコスト差はどうしようも。。

ちなみに、Capital Investment Bondは基本「一括商品」なので、2万ドルに到達していれば積立中止しようが別にコストかかりません。

Aspireの場合、別に積立中止も出来ますが、「初期設定コストは延々とかかる」が為、中止は大いに不利ですね。

Capital Investment Bondのデメリットとしては、「3年の間に2万ドルに到達しなくてはならない、到達しなかったら、408ポンドの手数料取られて強制解約、といった所のみでしょう。
(ま、これはこれで大きいが、月600ドルを3年絶対辞めないぜ、とすれば普通に到達可、その後の中止は別に自由に可で中止によるデメリット(コスト高になるとか)はない)

ま、Aspireの場合は「初期設定期間中の解約はご法度、というかゼロ」ですし、積立満了時前の解約控除は「初期ユニット分がそのまま解約控除」となりますので、これに比べれば数倍マシな早期解約控除でしょう。

近日中に、論より証拠の「実際のボーナス・コスト加味した比較表」をup予定です。
恐らくそれで、Aspire派は「ぐぬぬ・・・」になるでしょう(笑)

 

【別途、アドバイザー手数料??】

Hansardの商品に関しては、Aspire等積立商品でもアドバイザーfeeの上乗せが出来てしまったりします。(最高年1%)

UPP等、外部ファンドを組み込む等ややこやしいケースにおいてはアドバイザーfeeもアリでしょうが、基本それでも年0.5%でしょう、UPPでも。

積立でこのfeeを取るのは、「鬼かよ!」だと自分は思います。
ぶっちゃけ、、さっさとエージェント変更した方がいいでしょう。
(書類一枚で簡単に出来ます)

ちなみに、うちでよければ他より有利な数字でエージェント変更引き受けます。

「いや、ファンド選びのアドバイスとかするし~」

な~んてそんなコストとっている業者さんは仰られるのかもしれないですが、こんなもん「普通に丁寧にアドバイス」しますって、こんなアホみたいなfee貰わなくても。

「余分なコストはかけるべからず」

どんな事でも共通ですが、投資の世界においても当然鉄則です。

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ふぅ、Hansardに関してはもっと書く事も多いですが、取りあえず最優先的にAspireについて書いてみました。

「いや、月600ドルはちょいきつい。ならAspire??」

という方もいるかも、ですが、他オフショア生保との比較の上考えた方がいいでしょうね。

こんな事書いていても一応うちもHansardは扱っています。
相談は御気軽にお越し下さいませ。
担当変更のみだけでも大いに結構。

・・・1人でも「おぉ、参考になったよ」と思っていただければ幸いです。