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実際の相談例 第六回

ポートフォリオを実際に考えてみるという事で、たたき台が出来上がってきました。

実際にファンド名も色々出ていますが、文中にもあるように全てのファンドが常に買えるという訳でもなさそうです。


担当者

ちょこっと追記情報+ポートフォリオ例です。

まずは、たくみさんのメールを抜粋。

担当者

引用ここから******

・マトリックスなら、ある程度需要があればいける可能性アリ
・OCCOはダメ、既に再募集終了した
・RICIも正直厳しい。(今後出るの。規模あえば作るけどね、、と)

ここまで******

という情報が舞い込んで来ました。
予想以上の厳しい内容です。


担当者

ある程度需要とは、おそらく、数億円だと思います。
RICIも「規模」とは最低5億円。

RICIで厳しいといっているのは、元本保証ファンドの組成です。
元本保証無しの「種」ファンドは、M氏から提示されたヤツで購入可能です。


担当者

以下引用

■Diapason RICI

昨年、2回に分けて元本保証商品として募集されたRICI Notesのリンク先ファンドです。
今回は、元本保証がつかず、国際指数そのものの動きをトレースします。
最低投資金額はUSD100,000ですが、オフショア生保のPPB等、機関投資家経由の間接投資なら、USD20,000程度から購入できます。

ダブリン市場に上場しており、お申し込みや解約はデイリー(毎日)ベースです。

元本保証商品ではありませんので、申し込み期限はありません。

引用ここまで。


相談者

あまり元本保証にはこだわっていません。
ファンドがまともであれば、Goです。
これは是非入れたいと思います。


担当者

はい、ぜひ商品関連は入れたいですからね。


担当者

PPB経由なら2万までミニマムが下がるということで、大有りだと思いますね。

そのほか、新しいファンドとして、いくつかあるようです。
だいたい春先と秋口にファンドがいろいろ出回ることが多いです。

そこらあたりは、たくみさんに聞いてみてください。自分の所にも情報は入っていますが、データが無いので、数字上は判断できません。


担当者

今回は、現在購入可能な商品のみで非常に基本的なポートフォリオを組んでみました。
添付書類をご覧ください。
株式、商品、債券、ヘッジファンド、鉄板系と組み合わせた「基本形」です。

あくまでも、基本形ですから、これにチョコチョコと手を加えて、「自分好み」にアレンジするのがいいと思います。
たとえば、SP500やRICIを削って、エマージング株式を入れるとか、LM Mortgageの一部をGlanmoreにするとか、WinstonをやめてSuper FundやManを入れるとか組み合わせるとか)、、、、、


相談者

LM 一部をGlanmoreにしたい。、Wintonは好きかも。
でもSuper Fund入れてみたらどうかなと思ったりもしています。


担当者

この辺は、さじ加減で、配分すればいいですから。
Glanmoreはリターンの変動がありますが、非常に安定しています。


担当者

ええ、いくらでも、いいファンドの候補はありますので、、、、


担当者

それからPPBとLM Mortgageに関して、少々情報が入りましたので引用

短期の場合、LMは使えます。
(見えない特典の一つですが、最高レート(2年でのレート)で、1ヶ月での解約可というお茶目な特典ついてくるのでした、PPB経由なら)

引用ここまで。

ということらしいので、無理に今すぐに固めずに、LM Mortgageにある程度入れといて、いいのがでたらスパッと動くという手もありです。
一番いいレートで、1ヶ月解約可であるなら、そろそろ出そうだという時期に一旦現金化。いいのを狙うという手も使えます。


相談者

そうですね。
まず、FPI経由でLMに入れておく。
で、まとまってきたら一部残して他へスイッチするというのはどうでしょう?
いざというときすぐに動けない。


担当者

はい、今後のことを考えて、ある程度、動かしやすいものに配分しておくというのはありです。
LMの場合は、短期でのまわしに向いています。
とりあえず、いいのが無いときや、次のチャンスまでのつなぎに使えます。


担当者

PPBは手数料が高いですが、こういった目に見えない特典や、ミニマムが下がること、販売手数料の割引などを考えると、非常に便利なツールに思えますね。
最近、こういうことを見るにつけ、自分も考えようかなあと思っているところです。(余談ですね)


担当者

そろそろ組み込んでみたいファンドを挙げてみて、実際にはめ込んで見る作業をはじめましょうか?
FMGのファンドどれかと、Super Fundとかを考えられてたんですよねえ。ちょっと暴れん坊ですが、Super Fund C元本保証は案外面白いかもしれません。
(こういうのは、元本保証にすべてをかけて、目をつぶるというパターンかもしれませんね。毎月の値動きを追いかけていたら気がおかしくなります。)


相談者

なるほど、こういうやつは元本保証がいいですかね、精神衛生上も。
FMGはraising3でまとめておきたいところです。
余談ですが、先日シミュレータで遊んでいたところ、FMG raising3とInfiniti Momentumで0.98以上の相関が出ました。
他のファンドもいろいろ入れてたので、データの数が少ないやつに合わせてしまった結果かもしれません。
実際この二つだけでシミュレーションするとそんなに高い相関は出ませんでした。


担当者

他のファンドの組み合わせがわからないので、なんともいえませんが、
自分の記憶では、FMG Rising3とinfiniti Momentumの相性は結構良かったと記憶しています。
シミュレーションの結果を見るときは、必ず、シミュレーションに用いた月次騰落率の表がずらずらと表示されますので、そのデータの数は確認しておきたいです。
やはり、数か月分のデータでは、全く信頼性にかける結果となりますので、、、、、


担当者

SuperFundの元本保証はSuperFundCで7~10倍というとてつもないレバレッジをかけるタイプで、当たればドカンと上がりますが、下がるときも強烈です。
そういう意味で、元本保証は魅力ですが、ミニマムがUSD10万となっています。
最悪、USD10万が塩漬けと思えば、いく手もあります。


担当者

その場合、あまりのレバレッジなので、ポートフォリオとは別枠で見たほうがいいです。
全体が、SuperFundの成績に引きずられてわけがわからない結果になるでしょう。
まあ、夢を買ってやるのなら、SuperFund以外で、きっちりとポートフォリオを組んで行くという手法になるでしょう。


相談者

あと、Porton Capitalのハイテクモノなどどうでしょう?
まだたくみさんに聞いてませんが・・・


担当者

Porton CapitalのSiF(Science&Innovation Fund)はありです。
面白いファンドです。自分も、Hansardにラインナップされているので、組み入れています。
単独なら、USD25000からいけますので、お手ごろです。
エマージング株式との相関が逆相関になっており、ポートフォリオ全体の安定剤としても使えます。


担当者

75%は既存の企業(テクノロジー系)に投資、25%はプライベートカンパニーに投資となっていますが、25%の方だけの超過激なファンドもあるようです。
(ただしこちらはミニマムUSD10万ということで、ちと危険な香りが、、、、、)

Portonのサイトに入ったのですが、細かい過去データは無いようです。
やばそうなファンドこそ、数値解析すべきなんですが、無理みたいです。
FactSheetをみて、だいたいのところがどうかを見てみるしかありませんが、やっぱり、10万はやばいように思いますね。

添付書類

ポートフォリオ案 その1 inifiniti Matrix10を組み入れた標準的なポートフォリオ



ポートフォリオ案 その2 6200万円で12年後に4億円の到達させるややハイリターン狙い




添付資料は結構難しいですよね。具体的なファンドを組み合わせて色々なパターンを見ています。

軽く見て貰って、こんな感じで考えていくんだ・・という雰囲気だけで良いと思います。
何度も言いますが、これが全てではなくあくまでも当時の一例という事なので。